【2022年版】ゲーム業界の転職就職におすすめ転職エージェント10選(20代/30代/40代/未経験)
「ゲーム業界へ転職したい」
「ゲーム会社から別のゲーム会社に転職したい」
そんな方に向けてゲーム業界の転職活動に使える転職サービス、転職エージェントをピックアップしてご紹介します。
ゲームクリエイター職、マーケティング、宣伝、PR、営業職などで
おすすめの転職エージェントでわけていますので、参考にしてください。
ゲーム業界の転職エージェントの選び方
ゲーム業界の転職活動にあたって「転職エージェント」の選び方は重要です。
選ぶ上で重要なポイントは3つあります。
・転職エージェントの得意、不得意な領域を把握すること
転職サービス、転職エージェントには得意、不得意分野があります。あらゆる分野において万能というエージェントは存在しません。よって、後ほど出てくる「一つのエージェントだけではなく、複数のエージェントを使うこと」が重要になります。
・希望する職種や企業にあったエージェントを選ぶこと
エンジニア職に強いエージェントもあれば、マーケティング職に強いエージェントもあります。また、ある企業には強いのに、ある企業にはパイプが全然ないといったケースもあります。でも他のエージェントでは当たり前にパイプがあったりします。
つまり転職エージェントごとに得意なゲーム会社、不得意なゲーム会社が存在することを理解する必要があります。
・ひとつのエージェントだけでなく、複数を使うこと
失敗する転職活動でもっとも大きい原因は、特定の転職エージェントに過度に依存してしまうという点です。信頼おける顧問エージェントがいる人ならまだしも、これから転職活動を始めようと思っている人は、転職エージェントとの出会いも初めてでしょう。初めて会った人に全ての転職案件をお任せするのはとてもリスクが大きいことを認識しておきましょう。
この3つは転職活動を行う上でとても重要です。なぜなら、大きく転職の成功率に差が出てくるからです。
転職エージェントを使うメリット
転職エージェントを使いメリットとしては次の3つがあります。
・転職エージェントの人脈を活用できる
・転職エージェントの営業力を活用できる
・時間を有効活用できる
転職エージェントとは、あなたの代わりに、あなたを企業に売り込んでくれる代理人です。ただの仲介役ではなく、あなたの魅力(スキルや経験)を転職先の企業に売り込んでくれるセールスマンとしての能力がある人を選ぶ必要があります。
ただ、仕事を紹介してくれる仲介役としての転職エージェントと、
あなたの魅力(スキルや経験)を理解して、効率的に企業に売り込んでくれる優秀なセールスマンの違いは非常に大きく、転職エージェントの能力によっても転職の成功率は大きく変わります。
そして、ただ転職の成功率が違うだけでなく、転職における条件や、転職後も後悔しない転職ができるなど、転職の中身も違うのです。
転職エージェントの利用料は無料
転職エージェントは誰でも無料で利用することができます。
転職サービスに登録して、転職エージェントと面談して、希望する企業に対して動いてもらい、結果、内定が決まっても求職者であるアナタには費用が発生しません。
その理由は転職が決まったときに、採用する側の企業が転職エージェントに費用を支払うためです。
よって、転職活動をする我々は、気にせず転職エージェントを利用することができます。
特定の転職エージェントに依存することはリスクが大きく失敗します
これから転職活動を始めようと思っている人に、一つだけアドバイスをするならば、
特定の転職エージェントに過度に依存しすぎるのはリスクが大きいので、必ず複数の転職エージェントを使うようにしましょう。
なぜなら次のような理由があるからです。
・転職活動の成功率は転職エージェントの能力に依存する
・転職エージェントの所属する会社の企業パイプに依存する
・転職エージェントの企業に対する過去の実績や評判が影響する
・得られる情報が特定の転職エージェントの世界に限定される
転職エージェントは、あなたと企業をつなぐパイプであり、そして転職活動における交渉代理人であり、あたなの転職活動におけるメンターでもあります。
そして、残念ながら世の中には様々な転職エージェントが存在します。中には本当に酷い対応しかしない失礼なエージェントもいるのです。
出会って1時間、ちょっと話をしただけなのにあなたの転職活動の代理人(エージェント)として、「では早速、この企業にエントリーしましょう」などと勧めてくるエージェントもいますが、あなたの魅力をそんな短時間で理解できるわけではありません。
でも、エージェントのうまい言葉に乗せられて間違った選択をしてしまう場合があります。
だからこそ最低限の防御策として、必ず複数の転職エージェントに会って話をする、複数の転職サービスに登録する、ということは重要です。
その中で、エージェントの情報は本当に正しいのか、この転職案件は自分にとって適切なのか、情報の引き出しを複数確保しながら転職活動をすることでリスク回避できます。
大手の有名転職サービスのエージェントでは、このようなことはあまりないのですが、世の中には様々なエージェントがいますので、初めて転職活動をする人は注意してください。
知人紹介経由の転職活動は、あまりおすすめできない理由
ゲーム業界は狭い業界ですから、知り合いも多いかもしれません。
そういった知り合い経由の紹介で別のゲーム会社に転職活動をする人もいますが、あまりオススメできません。なぜなら次のような理由があるからです。
・知人紹介の転職活動は断りにくい
・知人紹介の転職は給料やポジションの交渉がしにくい
・知人のゲーム業界や、そのゲーム会社内での評価が、あなたの転職活動に影響する
一方で転職エージェントは、あくまでもビジネス上の付き合いですから、上記のような懸念がありません。
また、知人と、友人と、親友は全く別物です。
親友経由の転職活動は、もし断っても何も問題にならないでしょう。なぜなら親友ですから、あなたの事を誰よりも深く、真剣に考えてくれるからです。
でも、知人紹介の転職活動は断ることで、あまりいい結果を生まない場合があります。ゲーム業界は非常に狭い業界ですし、本当にいろいろな人がいます。
後腐れない転職活動に徹するのも、知人経由ではなく、転職エージェント経由で転職活動することをお勧めします。
【開発職】ゲームクリエイター・エンジニアにオススメの転職エージェント
ここからは、まず開発職におすすめの転職エージェントについて紹介していきましょう。いずれもクリエイター職の転職活動においては登録しておきたいサービスです。
マイナビクリエイター
ゲーム系、Web系会社のクリエイティブ職に特化した転職サービスです。
またシステム技術系などの取り扱いも豊富です。
コンシューマ、スマホ、PCといったゲーム業界別で検索できたり、使用する開発ツール、言語、仕事環境別で検索できるなど、クリエイターの皆さんが気になる条件検索で求人を探せるので便利です。
ゲーム系はかなり網羅している転職サービスですので、まず登録して情報収集から始めてみましょう。
JAC Recruitment
1988年創業、これまでの転職実績は43万人、専門コンサルタント1,200人を誇る、国内でも大手の転職エージェント。管理職、技術職、専門職に強く、ゲーム業界でも多数実績があります。
おすすめ職 | ゲームクリエイター、エンジニア、プログラマー、PM |
対象地域 | 東京、愛知、大阪、福岡、京都、海外 |
雇用形態 | 正社員 |
レイヤー | ミドル〜ハイクラス |
おすすめ度 | ★★★★★ |
レバテック キャリア
内定までの平均紹介件数6社、応募者にマッチした初回の案件紹介率90%、転職後の年収アップ率60%以上と、効率よく転職活動をしたい人におすすめの転職サービス。
おすすめ職 | Webデザイナー、ゲームクリエイター、エンジニア、プログラマー、PM |
対象地域 | 東京、愛知、大阪、福岡 |
雇用形態 | 正社員、契約社員 |
レイヤー | ジュニア〜ミドル |
おすすめ度 | ★★★★ |
ファミキャリ!
おすすめ職 | Webデザイナー、ゲームクリエイター、エンジニア、プログラマー、PM |
対象地域 | 全国 |
雇用形態 | 正社員、契約社員、派遣社員、その他 |
レイヤー | ジュニア〜ミドルクラス |
おすすめ度 | ★★★★ |
ギークスジョブ
おすすめ職 | Webデザイナー、エンジニア、プログラマー |
対象地域 | 東京、大阪、名古屋、福岡、横浜など |
雇用形態 | 業務委託契約 |
レイヤー | ミドルクラス以上 |
おすすめ度 | ★★★ |
【営業職】宣伝マーケティングPR総合職にオススメの転職エージェント
続いて営業職におすすめの転職エージェントについてご紹介します。
マイナビエージェント
定番中の定番と言える転職サービスといえば「マイナビ」です。
大手から中小企業まで数多くの転職案件を抱えていますので、まずは転職活動をする上で登録しておくべきサービスと言えるでしょう。
登録することで企業の動向がわかるのと、他の転職サービスとの情報の比較ができるといったメリットがあります。
またスマホゲーム会社に多いのですが、IT企業をやっている傍らゲーム事業をやっているような会社もあります。
そういった会社に転職したいなら、正面からゲーム事業にエントリーするより、まずはIT部門で入社して、そこからゲーム部門への部署移動を狙うという方法もあります。IT企業からのゲーム部門異動を狙う人もおすすめです。
リクナビネクスト
TVCMでも頻繁に見かける転職サービスといえば「リクナビ」です。
大手の転職サービスなので取り扱っている転職案件は豊富です。転職するなら、まず登録しておきたいサービスの一つです。
リクナビネクスト
日本最大級の求人データベースを持つ転職サービス。
特に20代の利用者が多く、20代なら登録しておくべきサービスです。
登録して企業からオファーをもらう「直接応募」とプロに相談できる「転職支援サービス」の両方の機能を持つため、dodaと比較されることが多いのですが、リクナビの場合は掲載されている85%がリクナビ限定求人となっており、ここでしか出会えない案件が魅力です。
おすすめ職 | 宣伝、マーケティング、分析、PR |
対象地域 | 首都圏、関西圏 |
雇用形態 | 正社員、契約社員 |
レイヤー | ジュニア |
おすすめ度 | ★★★ |
【リクナビネクストの強み】
JAC Recruitment
1988年創業、これまでの転職実績は43万人、専門コンサルタント1,200人を誇る、国内でも大手の転職エージェントです。管理職、技術職、専門職に強く、ゲーム業界でも多数実績があります。
おすすめ職 | 宣伝、マーケティング、分析、PR |
対象地域 | 東京、愛知、大阪、福岡、京都、海外 |
雇用形態 | 正社員 |
レイヤー | ミドル〜ハイクラス |
おすすめ度 | ★★★★★ |
doda
おすすめ職 | 宣伝、マーケティング、分析、PR |
対象地域 | 東京、愛知、大阪、福岡、京都、海外 |
雇用形態 | 正社員 |
レイヤー | ジュニア〜ミドル |
おすすめ度 | ★★★ |
リクルートダイレクトスカウト(旧名称:キャリアカーバー)
リクルートが運営するミドルからハイクラス向けの転職サービス。数多くの転職エージェントが登録しており、30代以上の経験豊かなビジネスパーソンなら登録しておくべ必須サイトです。
おすすめ職 | 宣伝、マーケティング、分析、PR |
対象地域 | 特になし |
雇用形態 | 正社員 |
レイヤー | ミドル〜ハイクラス |
おすすめ度 | ★★★★★ |
ハイクラス転職サイト「転機」
一般的な転職サービスとは趣が異なるので、実際に転職が決まるまでやや時間がかかります。なぜなら採用する企業にとっても、普通の一般レイヤーではなく経営層に近いレイヤーを探すためのサービスとして活用されているからです。
よって、応募する側も、じっくり転職活動ができる人向けのサービスになります。
急いで転職をしたい人には向かないサービスなので注意が必要です。
おすすめ職 | 全般 |
対象地域 | 首都圏、関西圏、海外 |
雇用形態 | 正社員 |
レイヤー | ミドル〜エグゼクティブ |
おすすめ度 | ★★★ |
【転機の強み】
【外資系】宣伝マーケティングPR総合職にオススメの転職エージェント
Hays Japan 転職エージェント
英語力があって、外資のゲーム会社への転職や就職を考えているならHAYSも登録しておきたい転職エージェントのひとつです。
一般的な国内の転職サービスでも海外のゲーム会社案件は取り扱っていますが
HAYSは外資系企業に強いので、圧倒的な案件数が違います。
エンワールドジャパン
外資のゲーム会社への転職就職を目指すならHays Japanとセットで登録しておきたいのがエンワールドジャパンです。
こちらも外資系の求人案件が豊富です。
登録すると専任の担当者がついてくれて、基本的にマンツーマンで細かくサポートしてくれます。
ランドスタッド
「ランドスタッド」は英語を使った外資系企業への転職のイメージが強い転職サービスですが、派遣、短期バイトも取り扱っており、幅広い就職ニーズに対応しています。
とはいえ、メインは年収600万円以上、外資、グローバル向けの転職を強みとしており、外資系ゲーム会社への転職には登録がおすすめです。
外資系の転職案件においてはJAC Recruitmentも得意分野です。
ただし、JACは欧米系よりはアジア系の会社が強く、ランドスタッドは欧米系のゲーム会社が強いイメージはあります。タイミングによって所有案件は異なりますので断言はできませんが、JACとランドスタッドは取扱案件の特徴が異なるので、両方登録しておくと、重複少なく広く情報をカバーできます。
外資系ゲーム会社への転職を目指している人はチェックしておきましょう。
おすすめ職 | 宣伝、マーケティング、分析、PR |
対象地域 | 首都圏、関西圏、海外 |
雇用形態 | 正社員、契約社員、派遣社員 |
レイヤー | ミドル以上 |
おすすめ度 | ★★★ |
【ランドスタッドの強み】
転職活動に使えるサービス
転職活動において情報収集は重要です。転職エージェントからもリアルな情報を入手できますが、それ以上にリアルなのは、実際に転職した方の声です。
ミイダス
これまでのキャリアを入力することで、市場価値を診断してくれるサービスです。いまの年収は貰い過ぎているのか、低すぎるのか?
現在の自分の価値を把握することで、転職活動における「希望条件」の提示に活用できます。
転職会議
転職経験に基づく、さまざまなクチコミ情報が入手できるサイトです。
リアルなクチコミは転職活動の参考になります。もちろん、クチコミはあくまでも個人の意見に過ぎないため、全てをそのまま鵜呑みにはできませんが、転職エージェントからの情報と組み合わせて使うことで価値があります。
最後に
現在、コロナ禍によって世の中は大変な状況です。
転職業界も影響は受けているのですが、一方でゲーム業界は巣篭もり需要の影響も受けて、コロナ禍の中でも業績を伸ばしている会社も多いです。
今後、中国のゲーム会社がさらに日本市場に参入してくる状況で、ますます優秀で、かつ日本のゲーム業界を熟知する人材の需要は高まるでしょう。
転職活動は転職するための活動ですが、今、転職する予定はなくても、継続的に続けるべきだと思います。
なぜなら転職活動を続けることは、自分の存在価値、キャリアプランを日々、見直すことになりますから、いまの仕事のモチベーションも上がるし、もっと成長しなければならない意識が高まるからです。
これは在宅テレワークが広く普及してしまった現在において、ダレて現状に甘えがちな状況を打破する方法としてはとても有効です。
そして、チャンスが突然、意外なところからやってきたりします。
そのためには、継続的に転職活動、いや転職活動というよりは転職市場の動向チェックを続けていくのはとても重要です。
まずは、今回ご紹介した転職サービスにどれか一つ登録してみてください。転職しなくても、自分の価値や現状の能力を知ることは今の仕事にもプラスになります。
最後におすすめの転職サイトについて改めてピックアップしましたので参考にしてみてください。