【スマホゲームアプリ/家庭用ゲーム】マーケティング100リスト公開(トロネコ100リスト)

マーケティング

こんにちは

マーケティングスペシャリストのトロネコです。

今回はゲーム業界のマーケティング活動に使える

マーケティングでやるべきリスト

 

トロネコのマーケティング100(ひゃく)リスト

(略してトロネコ100リスト)

 

を公開しました!

当メディアを読んで頂いている方ならトロネコが繰り返しお話してきましたが

マーケティングの定義は「モノが売れる仕組みつくり」であり

「モノが売れる仕組み」は

ゲーム事業においては「3つのマーケティングプロセス」から構成されます。

【関連記事】「マーケティングの定義とは?」すぐに答えられますか【一言で簡単にわかりやすく解説】

 

 

ゲーム業界の多くのケースでマーケティングとは

「②とどけるマーケティング(=プロモーション)」のこと

と考えられているケースが多いのです。

 

マーケティングとはプロモーションである

と認識している人は非常に多いです。

実際のところ

「プロモーションはマーケティングではありません」

「プロモーションはマーケティングの一部に過ぎません」

 

マーケティング=プロモーション=②とどけるマーケティング

という認識に染まってしまうと「①つくるマーケティング」はマーケティングではない(マーケティングとして踏み込む領域ではない)という認識になります。

しかし、「①つくるマーケティング」が不十分な状態で「②とどけるマーケティング」を実行しても、

穴の空いたバケツに水を入れ続けているようなものです。

(継続率が悪いゲームは穴の空いたバケツのようなものです・・・)

 

今回の「100リスト」はまだ完全版ではないので

今後アップデートしていきますが

現時点で書いてある事はすべてマーケターが最低限、考え、判断をして、熟考しなければならないタスクです。

実際にトロネコは「100リスト」に書いてあることをすべて考えた上でゲームマーケティングをやっています。

「トロネコの100リスト」はチェックリストとして使えますので、ぜひ、ゲーム業界でマーケターをやられている方は参考にして頂けると幸いです。

スポンサーリンク

マーケティング100リスト(略して:トロネコ100リスト Ver0.50)公開

まず「トロネコ100リスト」の特徴について解説しましょう。

・このリストはすべてマーケターがやるべき最低限のリストです。

「①つくるマーケティング」のフェーズからやるべきことが満載ですね

・スマホアプリゲームの運用タイトルを中心に必要なタスクをリスト化し、家庭用ゲームで使える項目も記載しています。

よって家庭用ゲームのマーケターさんも活用できるリストになります。

インディーズのクリエイターさんや、これからゲーム事業を始めよう、またはマーケティングの仕事に就いたばかりの人にも役立つリストになります。

なぜなら、ゲーム事業のマーケティングに必要なことが全部、可視化されているからです。

・現在86個の項目があります(今後もアップデートで増える可能性あり)

タイトルの内容、規模感によってここまでの項目が不要な場合もあると思いますが、運用型タイトルの場合は、不要、不採用と思われる項目も、最初から切り捨てず「議論をした上で不要」という判断をしましょう。

このリストに書かれている項目を議論して判断することが重要です。

・チェック項目の欄も設けましたので、「あれ?この項目やっていないよー」という抜け漏れシートとしても使ってください。

HTMLを貼り付けようと思ったのですが100リストという名前の通りデータの粒度が細かいので画像データを貼ってみました。

(ちょっと、画像が荒く見えにくいかもしれません。すいません)

 

文字が小さいよー!という方は本当にごめんなさい!

トロネコにご連絡頂ければ、PDFなどのデータをお渡しますw

 

【2020/10/20追記】

画像じゃなくてテキストで欲しい!という声を頂きましたので、列を一部削除して簡易版としてHTMLで貼り付けてみました。

ちなみに「施策効果」の項目は、設計次第でいくらでも「効果」を持たせることができます。それらを踏まえて参考まで「◯」をつけていますのでご了承ください。これが全てではありません。

定義

フェーズ 配信日からの時間軸

項目

施策効果

新規 既存 復帰 RR LTV

①つくるマーケティング

企画 数年前 市場調査
コンセプト調査
ジャンル選定
ターゲットユーザー設定
マーケティング戦略(仮)策定
プロトタイプ開発 数年前 ユーザーテスト
FGI(フォーカスグループインタビュー)
ゲーム改善提案
マーケティング戦略(仮)策定
本開発 数年前 コンセプト調査
CBT or チューニングテスト
マーケティング戦略(確定)策定
ユーザーリレーション戦略策定
ASO
運用計画設計
事業計画作成(売上見込/宣伝費)
ユーザークチコミ対策
初動継続率維持施策
ストアレビュー対策

②とどけるマーケティング

タイトル発表 配信3か月前 ティザー施策
タイトル発表
SNS運用
OBT or チューニングテスト
事前登録 配信2か月前 事前登録施策
認知拡大施策
ファン獲得施策
事前登録熱量維持施策
配信直後継続率維持施策
配信開始 1週間 デジタル広告
事前登録インストール転換施策
新規ユーザー獲得施策
既存ユーザー維持施策
ASO/SEO
SNS運用

③とどけつづけるマーケティング

1か月 デジタル広告
新規ユーザー獲得施策
既存ユーザー維持施策
離脱ユーザー復帰施策
マス広告(TVCM/OOH/シネアドなど)
ASO/SEO
SNS運用
マーケティング戦略アップデート
2か月 デジタル広告
新規ユーザー獲得施策
既存ユーザー維持施策
離脱ユーザー復帰施策
ASO/SEO
SNS運用
マーケティング戦略アップデート
3か月 デジタル広告
新規ユーザー獲得施策
既存ユーザー維持施策
離脱ユーザー復帰施策
ASO/SEO
SNS運用
マーケティング戦略アップデート
6か月 半周年施策
デジタル広告
ASO/SEO
SNS運用
マーケティング戦略アップデート
1年 1周年施策
デジタル広告
マス広告(TVCM/OOH/シネアドなど)
ASO/SEO
SNS運用
マーケティング戦略アップデート
【翌年分】ゲーム運用計画設計
その他 【商戦期】年末年始施策
【商戦期】GW施策
【商戦期】夏休み施策
【話題作り】バレンタインデー
【話題作り】ホワイトデー
【話題作り】ハロウィン
【話題作り】クリスマス
【話題作り】エイプリルフール
【話題作り】お正月
【その他】100日記念
【その他】1000日記念
【その他】ゲームの特性に準じた記念日
【その他】リアルイベント
【その他】IP展開
【その他】市場調査・FGI
【その他】ゲーム内改善テスト
【その他】ゲーム内改善提案
【その他】マーケティング戦略策定

 

 

話を先に進めましょう。

今回の「トロネコ100リスト」の通り、ゲーム企画段階からマーケターとして貢献することはたくさんあります。

ゲーム開発段階からやることが盛りだくさんなので

ここに踏み込めるゲーム会社と踏み込めないゲーム会社では大きな差がついてしまいます。

ゲーム開発に踏み込んでいくことはマーケターの仕事ではない

みたいな話を何度も耳にしてきましたが、100リストをご覧頂ければ分かる通り

「マーケターがゲーム開発をする」のではなく

「マーケターがゲーム開発の価値をあげる手伝いをする」

というのが

「100リスト」の目的なのです。

 

実はここに入っていけるかが、「ゲーム事業」としての成功確度に影響します。

なぜなら踏み込めることで、ゲームクリエイターや開発チームが持っている能力を最大化できるからです。

 

でも、理想と現実は違います。

実際の現場は甘くありません・・・・。。

トロネコは20年以上に渡ってゲーム業界でマーケティングの仕事をやってきましたが、実際の現場はこんな感じなのです。

 

ゲーム完成したよ、あとはマーケティングで売ってきてね

みたいなことが多いのです。

「マーケティングとは売ること、インストールを獲得すること」

みたいな考えが蔓延っている現場は多いのです。

 

このような状態が起こる理由は次のようなことがあります。

 

・マーケターとゲーム開発部門のパワーバランス問題

・パワーバランスは信頼関係やコミュニケーション不足にあり

・マーケティング部門は常に人員不足であり、ゲームクリエイターやプロデューサーから常に「ゲーム企画段階からマーケターをアサインしてよー」というお願いをされながら、マーケティング部門がそれに応えられない

といった感じです。

これらはトロネコが20年以上に渡ってゲーム業界で体験したことそのものです。

ここでのポイントは「マーケティング部門」と「ゲーム開発部門」の両方に問題があるということです。

むしろ、最近のゲームクリエイターは早期からマーケターのJoinを希望するように変わってきました。そこにマーケターの認識と理解が追いついていないというケースも多いのです。

その結果、「作られたものを売ってくることをマーケティングである」と認識するようになり

「マーケティング=プロモーション=②とどけるマーケティング」

という認識が広まってしまったのが原因かもしれません。

 

マーケテイングとはデジタル広告の運用やTVCM、リアルイベント、Twitter運用だよね

 

といった認識が「マーケティング部門」と「ゲーム開発部門」の両方に刷り込まれているケースもあるのです。

 

ただし、ここを解決しなければ

家庭用ゲームはもちろん、特にゲーム配信日以降が本番といえる「運用型ゲーム」のスマホゲームアプリ、PCオンラインゲームを成功させるのは難しくなります。

 

かつてのスマホゲーム業界でも、今回のような「トロネコ100リスト」なんてなくても戦える時代もありましたが、現在は100リストのような事項を考慮していないと、もう戦えない時代になりつつあります。

 

もちろん「トロネコ100リスト」をただチェックしていくだけではゲーム事業はうまくいきません。

これらのリストを元に

「検討し」「何をやるべきか」「そして高いレベルで実行する」

というアクションがなければ、ただのチェックシートに過ぎません。

 

とはいえ、実際のところ「100リスト」を元に「戦略」と「施策」に落とし込んでいく必要がありますが、ここはマーケターとしての経験とスキルが求められる部分です。

よって、何か疑問に感じる部分がありましたら気軽に相談できる

「トロネコのカベウチ」という無料サービスをやっていますので、

「100リストのあの部分はどうすればいいの?」みたいに気軽にご相談ください。

【おすすめ記事】【無料でマーケティング相談】「トロネコのカベウチ」はじめました(ゲームエンタメ業界で働くみなさまへ)

LINEチャットはちょっと・・・相談したいけど、気軽に聞ける内容を超えているし・・・

という方は従来の通りメールでご連絡頂いても結構です。

最近、たくさんのご相談を頂いています。

メールの相談も無料ですので、ご相談をして疑問解決、終了!でも問題ありません。

【トロネコ直通メールアドレスはこちら】

toro_neko2020@yahoo.co.jp

 

話を戻しましょう!

トロネコも20年以上、ゲーム業界でマーケティングの仕事をしてきましたが、今回のような「100リスト」はありませんでした。

トロネコの20年間のマーケテイング人生に存在していないだけで、どこかに「100リスト」は存在していたのかもしれませんが

「このままではマーケティングからゲーム業を変えられない」

と思い、今回、トロネコの頭の中にあるものを「トロネコの100リスト」という形で整理しました。

よって、書いてあることはトロネコの100%完全オリジナルです。

それゆえに「100リスト」の項目において

「それは間違っている」

という意見もあると思います。

でも、そのように議論になることが重要なのです。

議論をした結果、「100リスト」の項目を採用しない判断を下すという

そのプロセスがゲーム事業において重要なのです。

 

何をしたらいいのか?自分たちはいまどの場所にいるのか?

わからないまま、ただゲームを配信するための「作業」をこなすことがマーケターの仕事ではありません。

各フェーズごとに、ゲームマーケティングで何をするべき分かるだけでも「トロネコ100リスト」はお役に立てると思います。

今後も随時アップデートをしていきます。

 

まとめ

今回の「マーケティング100リスト(略して:トロネコ100リスト)」は

トロネコが20年以上、家庭用ゲーム、スマホゲーム業界でマーケターをやってきてわかった「やるべきこと」を詰め込んでいます。

 

トロネコは家庭用ゲーム業界のマーケターも長くやっていたため、家庭用ゲームのマーケテイングにおいては、今回の100リストは完璧ではありません。

家庭用ゲーム業界のマーケティングにおいては

「ゲームショップなどの店頭施策、流通施策」

「ゲームソフトをゲームショップに発注して頂き販売する」

といったB to Bのビジネスゆえの、やるべきことが他にあります。

今回のリストは、家庭用ゲームにも使えるけど、ゲームアプリを起点で書いていますので、その点はあえて割愛していますので

それを踏まえて活用して頂ければ幸いです。

また、「100リスト」についてもっとお話しを聞きたい!

という方はLINEチャットで気軽に相談できる「トロネコのカベウチ

もしくはメールにてご連絡ください。

toro_neko2020@yahoo.co.jp

みなさまからのご相談お待ちしております。