明けましておめでとうございます。
ゲームマーケターのトロネコです。
今年もよろしくお願いします。
2022年はコロナの終息と、景気の回復が期待されており、ゲーム業界も活発的に動いてくると予想されます。
一方でスマホゲーム、コンシューマゲーム共に開発費や宣伝費の高騰によって、ゲーム事業は資本力を持つ会社による、リスクの高いビジネスが加速していきます。
実際にゲーム業界で働いていると
ゲーム事業はリスクが高いビジネス=ギャンブル
という感覚を覚える人は、近年増えているかもしれません。
なぜなら、ヒットすればリターンも大きいけど、その一方で新作ゲームのほとんどは失敗し、かけた膨大な費用は回収できないからです。
ゲーム事業ってギャンブルだよね
そんな声が聞こえてくるのも理解できなくありません。
ならばどうすればゲーム事業をギャンブルしないようにできるのか?
ここがこれから重要になります。
実はゲーム事業をギャンブルにしてしまうのか?
ギャンブルにしないのか?
この境目にこそ「マーケティング」が存在します。
ゲーム事業は失敗する原因は事前に排除できる
実はゲーム事業で失敗する原因の多くは事前に解決できます。
例えば
「ユーザーが離脱する原因」の多くはゲーム開発段階からリストアップでき、事前に解決するkとができます。
過去の経験や他社の事例など、あらゆることからユーザーが離脱する原因は予測でき、それに対する打ち手もできるのです。
そもそも、ペラ1枚のゲーム企画書を書き上げた瞬間に、このゲームが失敗する原因となるものをある程度、予測することができます。
失敗する原因となり得るものを予想できた状態で、解決しながらゲーム開発、プロモーション、ゲーム運営をしていくことができます。
トロネコオリジナルの「マーケティング100リスト」でもまとめていますが
ゲーム開発チームとマーケターがワンチームなって動くことで、原因のほとんどは解決できます。
「つくるマーケティング」「とどけるマーケティング」「とどけつづけるマーケティング」を実施すればゲーム事業が失敗する原因のほとんどは事前に解決できるのです。
100%解決できなくても、ギャンブルにならないレベルまで改善できる
とはいっても、世の中は日々変化しています。
またどんなにゲーム事業が失敗する原因を事前にリストアップして、解決しようとしても
・技術的問題
・お金や工数の問題
・競合タイトルやトレンドの問題
・その他、会社都合の問題
など、様々な要因によって、ゲーム事業が失敗する原因を完全に100%解決ことはできません。
でも、これだけは言えることがあります。
100%完璧に解決できないけど、ギャンブルにならないレベルまでは確実に改善できます。
実は多くのゲーム会社が
ゲーム事業が失敗する原因を事前にリストアップせず
リストアップしてわかっているのに解決せず
ゲームを発売、配信しているのです。
もっと悲しいケースとしては
何が問題なのか?この道を進んだ先に何があるのか?
よくわからない手探りの状態でゲーム事業をしているケースも多いのです。
ゲーム事業をギャンブルにしてしまうのは怠慢か?無知か?
実は「ゲーム事業ってギャンブルだよね」
と思っている人の多くは、
自らがゲーム事業をギャンブルにしていることに気づいていません。
ユーザーが離脱する原因、この道を進んだら必ず行き詰まる未来を排除せず、今までのやり方を繰り返しているからです。
とはいえ、ゲーム業界で働く人の多くは決して「怠慢な人」ではありません。
むしろ高いモチベーションに溢れている熱い人が多かったりします。
ゲーム業界で色々な人と出会ってきましたが、基本的にみんな熱い人ばかりです。
もちろん中には怠慢な人もいますが、一部だと思います。
しかし、多くの人は
なんとか現状を改善したいけど
「どうすればいいのか」「何をすればいいのか」
「この選択をすれば、どんな未来が待ち構えているのか」
わかりません。
その原因は
圧倒的な経験不足と、現在のやり方を変えることに対する不安と
新しい世界に踏み出す未知なる恐怖だったりします。
2022年はそんな皆さんの「経験不足」と「不安」と「恐怖」を取り除いて、ゲーム事業を決してギャンブルにしないお手伝いができればと思っています。
かつて私もそうでしたが、ゲーム会社で働いていると「社内の世界が全て」だったりするものです。
でも、自社では解決できない「悩み」や「課題」も、知っている人に聞いたら一瞬で答えが出てしまって、あっさり解決したり、進むべき道が見えてしまう場合も多いです。
あまり悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
2022年もよろしくお願いします。
トロネコご相談メールアドレスはこちら
contact_us@gamemarketinglab.com