【保存版】ギフトコード(交換コード)を使ったプロモーション施策の種類と効果を分析!設計のフレームワークも紹介します

こんにちはトロネコです。
今回は、最近のスマホゲームでも実装されるようになったギフトコードについて解説します。
ギフトコードを実装したい、検討したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
ギフトコードとは?
ギフトコードとは、数字、英語などの文字列によるパスワードを公開し、ユーザーがそれをゲーム内、ゲーム外の特設サイトで入力することで報酬をもらえる仕組みを指します。
従来はPC、androidはゲーム内でコード入力ができるけど、iOSだけはゲーム外の特設サイトで入力する必要がある・・・といった仕様が多くみられましたが、最近はiOSであってもゲーム内で入力できるケースも増えてきました。
なお、ギフトコードという名称は固定されておらず、ゲーム会社、ゲームタイトルによって様々な名称の違いがあります。
交換コード、パスワード、シリアルコード、シリアルナンバー、CDK、合言葉
など、様々な名称が存在しますが、いずれもギフトコードと同じです。
ゲーム会社によって名称を統一しているものもあれば、タイトルごとにバラバラのケースもあります。また、同じゲームであっても、交換コード、ギフトコードなど掲載場所によって言葉が統一されていないケースも見られます。

同じゲーム内で読み方が統一されていないと、いろいろ面倒なので、統一するようにしましょう。
ギフトコードの公開場所と仕様について

ギフトコードの公開場所と仕様について整理しておきましょう。
「場所」と「仕様」を組み合わせることで、様々なギフトコードの設計が可能です。
後ほど出てきますが、皆さんが運営しているゲームの「プロダクトフェーズ」「コンディション」「ギフトコード施策に対する期待効果」によって、組み合わせは無限に存在します。
なお、ここでは現在、実際にみられるギフトコードの実態について列挙してみました。
ギフトコードの公開場所
・ゲーム内
・LINE
・Web上のコンテンツをプレイするともらえる
・公式X(投稿に掲載しているケース)
・公式X(DMを送ったらもらえるケース)
・公式Discord
・公式YouTube(または広告出稿先のYouTube)
・広告バナーや広告動画
・リアルイベントで公開
・OOHなどポスターや紙媒体に掲載
・事前登録キャンペーンなどでゲーム配信前に公開
・TVアニメ放送で公開するケース(モンストなど)
ギフトコードの仕様
・無期限で使用できる
・使用期限が決まっている
使用期限は「数日」「当日限定」「1ヶ月から1年程度」まで様々なものが存在します。
また使用期限が対外的に「不明」なものも存在しますが、これはユーザーフレンドリーではないので非推奨です。
・使用できる上限数あり
使用期限は設定されていないもの先着5000名様まで!といったものや、明確に使用できる上限を告知せず「無くなり次第」としているケースも見られます。
・レベル条件あり
「使用条件はレベル15以上」といったようにゲームをある程度、プレイしたユーザーしか使えないようにしているケースもあります。
・新規ユーザー限定
これからゲームをプレイするユーザー(=アカウント作成するユーザー)限定としているものもみられます。
・復帰ユーザー限定
復帰ユーザー限定としているケースも見られます。その場合は復帰ユーザーの定義もセットで明示されることが多いです。
ギフトコードの入力方法
・iOS、Android共通でゲーム内から入力する
・iOSはゲーム外のコード入力サイト、andoridはゲーム内から入力する
・iOS、Android共通でゲーム外のコード入力サイトから入力する
・ゲーム外のチャージセンターにログインした後に入力できる
・あるオンラインゲームでは、補助ツールとして提供している専用アプリから入力できる場合あり
ギフトコード施策の目的と期待効果

なぜ、ギフトコードという施策をやるのか?目的と効果を整理しておきましょう。
これら「目的」と「効果」は皆さんが運営しているゲームの「プロダクトフェーズ」「コンディション」によっても変動します。現在、実際にみられるギフトコードの実態について列挙してみました。
ゲーム会社サイドから見たギフトコード施策の目的
・新規ユーザー獲得
・離脱ユーザーの復帰
・既存ユーザーの維持
・公式X、公式Discord、公式youtubeのフォロワー獲得
(既存ユーザーをフォローさせることで情報伝達媒体としての価値を上げ、ゲーム離脱の軽減を狙う)
・公式Xフォロワーのエンゲージメント向上
(既存ユーザーを維持することでゲーム離脱の軽減を狙う)
・公式Youtubeの視聴者アップ
(ターゲットユーザーの視聴率をあげ、ゲームの継続プレイモチベーションを維持する)
・リアルイベントの参加率アップ、OOHなどの広告効果向上を狙う
ギフトコードにおける現場の実態
実際のところ様々な目的でギフトコード施策は行われていますが、KPIにどこまで反映できる効果が期待できるかは設計次第になります。
実際の現場の実態としては次のようなものがあります。
①ギフトコードの効果は不明だが、やるべき施策としてやっているケース
②何かしらの記念のタイミングの報酬としてやっているケース(ログボの代替物)
③ログボの効果に対する疑問からギフトコードに解決策を探して実施しているケース
④仕様×公開場所×ターゲットユーザーを組み合わせて目的と効果を持って実施してるケース
⑤何も考えていないケース
ギフトコードを実施するなら④ができるようにしましょう。実際のところ設計次第で効果を発揮できます。
ギフトコード施策設計のフレームワーク
最後にギフトコードを使った施策で効果を出すための設計上のヒントについてご紹介します。
これはマーケティング戦略のフレームワークをそのまま使えます。
上から下に一方通行で考えてギフトコード施策の設計をします。
目的
ギフトコード施策を実施する目的って何?何のためにやるの?目的が明確でなければギフトコード施策をやる必要はありません。
目標
「目的」を数値化したのが「目標」です。KPI、Xフォロー数、ライブ動画視聴者数など定量的な目標を設定します。
課題
「目標」を達成するためのハードルとなるもの(課題)は?「課題」が明確になると、それを解決するための打ち手(戦略)が明確になります。
戦略
ギフトコードを使って、どうやって戦って、「課題をクリアし」「目標を達成し」その結果、「目的を達成するか?」そのための戦い方=戦略を決めます。
誰に
「戦略」がまとまっていればすぐに決まります。「誰に」とは「ターゲットユーザー」のことです。新規ユーザー、既存ユーザー、離脱ユーザー、未プレイだけど今後プレイしてくれる可能性がありそうなユーザー・・・などターゲットユーザーの設定はいくらでも考えられますが、「戦略」がかっちり決まっていれば、ここで迷うことはありません。
何を
「誰に(=ターゲットユーザー)」をの心を動かし、アクションさせ、最終的に「目的」を達成するためには「何を」伝えればいいのか?ギフトコード施策の場合、具体的には「ギフトでもらえる報酬」がここに相当します。
どうやって
「どうやって」とは具体的な施策に該当します。「ギフトコードの公開場所」「仕様」「実施タイミング」「見せ方」などを決めます。毎日1つギフトコードをXで公開、それを10日間連続で公開する、これも「どうやって」に該当します。
まとめ

最後にギフトコード施策でやってはいけないことをご紹介します。
それは
ギフトコードを配布することありきで物事を進めるということです。
ギフトコード施策はあくまでも「目標」「目的」があった上で、それを達成するための手段にすぎません。ギフトコードを配布することが目的になってしまうと、施策としての効果も最大限発揮できませんし、何も効果を生まず、むしろゲーム内の経済圏を破壊して売上を減らしてしまう可能性もあるのです。
これを回避する方法としては「ギフトコード施策設計のフレームワーク」は有効です。100%うまくいく保証はしませんが、失敗する確率をぐーんと下げることができます。
大切なことなので繰り返しますが、フレームワークは上から下に一方通行で考えてギフトコード施策の設計をしてください。先に「誰に」「何を」「どうやって」を決めないこと!!
というわけで今回はここまで!
