- HYROXブームはいつまで続く?Fitness Racing市場の成長・リスクと今後のジム経営を事業視点で分析
- そもそもHYROXとは?
- HYROXは世界的なブームになった
- HYROXがランナーを筋力トレーニング市場へ連れてくる
- HYROX対応ジムが増えた次に、すぐ新しい問題が起きる
- 「HYROXができる」だけでは満足されなくなる
- ユーザーの期待値は上昇し続ける
- 「HYROXクラスを作ったのに会員が残らない」が起きる
- 競争軸は「HYROX対応」から「HYROXで強くなれるか」へ変わる
- 海外ではFitness Racingそのものが拡大している
- Fitness Racingというカテゴリーそのものがブームになりつつある
- 一方でHYROXブームが一気に萎むリスクもある
- HYROX最大の競合はHYROX自身かもしれない
- 市民マラソンとは歴史が違う
- それでも「鍛える」という市場はなくならない
- タピオカが流行ったからタピオカだけに全投資するのは危険
- そこでCrossFitジムを経営基盤として見る
- HYROXで集客しCrossFitでLTVを作る
- 「HYROX専門ジム」ではなく変化できるジムを作る
- 来年のHYROX人気を見るだけでは遅い
- 見るべき数字も参加者数だけではない
- HYROXにベットするのではなくFitness Racingの拡大にベットしよう
- 流行を集客に使い、普遍需要をLTVに変える
- クロスフィット・HYROXジムの開業・経営支援|機材・コーチ研修・集客・会員継続まで
HYROXブームはいつまで続く?Fitness Racing市場の成長・リスクと今後のジム経営を事業視点で分析

こんにちはトロネコです。
最近、HYROX(ハイロックス)の人気が世界的に急拡大しています。
日本でも少し前まで、
「HYROXって何?」
という人が圧倒的に多かったはずです。
PUMAのような世界的スポーツブランドだけでなく、BYDなど異業種の大企業もHYROXへ参入しています。
さらに海外を見ると、HYROXだけではありません。
DEKA、ATHX、Deadly Dozen、TRYKA、GymRaceなど、ランニング、筋力、持久力、Functional Fitnessを組み合わせたFitness Racingが次々と登場しています。
つまり現在起きているのは、
HYROXという一つの大会が流行っている
だけではなく、
Fitness Racingという新しい市場そのものが立ち上がっている
可能性があります。
そして、経営者から見ると、この領域には投資する価値があります。
しかし、ここでHYROX人気だけを見て、
パーソナルジムにSled(スレッド)を置く。
ヨガや既存フィットネス施設にHYROXクラスを追加する。
「HYROX対応ジム」と打ち出す。
これだけでは本質的な経営対策にはなりません。
なぜなら、

ブームは、ブームになってから対策していては遅いからです。
経営者が見るべきなのは現在の盛り上がりではありません。
ブームになる前の兆しを見つけ、
次に何が起きるのか。
そこから逆算して事業を作ることです。
そもそもHYROXとは?

HYROXは、ランニングとFunctional Fitnessを組み合わせたフィットネスレースです。
基本構成は、
1km RUN+1 Workout
を8回繰り返します。
合計8kmを走りながら、
Sled Push
Sled Pull
Burpee Broad Jump
Row
Farmers Carry
Sandbag Lunges
Wall Balls
という8種類のWorkoutを行います。
OPEN、PRO、DOUBLES、RELAYなど複数カテゴリーがあり、トップアスリートだけでなく一般のフィットネスユーザーも大会へ参加できます。
また世界で基本的に共通したフォーマットを採用しているため、自分のタイムを過去大会や海外選手とも比較できます。
ランニング大会の分かりやすさと、Strength、Endurance、Functional Fitnessを組み合わせたところにHYROXの特徴があります。
↓こちらの動画でハイロックスについて初心者でもわかるように解説されています
HYROXは世界的なブームになった

HYROXは2017年にスタートした、まだ非常に新しい競技です。
しかし2025-26シーズンには100を超えるイベントが開催され、約140万人が参加する規模まで急拡大しました。
2017年の最初の大会は約700人規模でした。
10年も経たないうちに、ここまで拡大しています。
日本でも市場の変化は非常に速く、2027年1月のBYD HYROX Osakaは1月21日から25日まで5日間開催されます。
わずか1年前と現在では、日本国内でのHYROX認知度も市場環境も大きく変わっています。
PUMAやBYDなど企業もHYROXへ参入している
参加者数だけを見ると、単なるスポーツブームにも見えます。
しかし事業として注目すべきなのは、その周辺で企業が動き始めていることです。
PUMAはHYROX初回大会の2017年から関係を持ち、現在はグローバルパートナーとなっています。
2025年にはHYROX向け専用シューズを投入し、シューズ、ウェア、アクセサリーまで「PUMA x HYROX」として商品化。
さらにパートナーシップを2030年まで延長しています。
そしてアジア太平洋地域ではBYDの名前を冠した大会も増えています。
日本でも2027年大阪大会は、
BYD HYROX Osaka
として開催されます。
大阪だけでなく、ブリスベン、バンコク、仁川、オークランドなどでもBYD HYROXの名称が使われています。
そのほかにもホテル、航空、ウェアラブル、飲料など、競技そのものとは直接関係のない企業までHYROX市場へ入っています。
これは一つの市場シグナルです。
参加者が増えた。
その次に企業が来る。
商品が増える。
ジムが増える。
メディアが増える。
大会関連サービスが増える。
「HYROX参加者を顧客として成立する」と判断する企業が増え始めている。
ここまで来れば、本当の意味でブームが形成されていると言っていいでしょう。
ただし「ブームになったから参入する」では遅い
ここでマーケティング・事業判断として一つ大きな問題があります。
HYROXが人気だからHYROXを始める。
これは誰でもできます。
そして目に見えて人気になった頃には、他社も同じことを考えています。
対応ジムが増える。
HYROX専門パーソナルが増える。
HYROXメディアが増える。
YouTubeも増える。
専用商品も増える。
こうして競争が始まります。
だから事業として見るなら、
「今HYROXが流行っている」
だけでは足りません。
見るべきなのは、

HYROXが流行ったことで、次にどんな需要が発生するのかです
ここが一番重要です。
HYROXがランナーを筋力トレーニング市場へ連れてくる

その兆しの一つが、ランナーの流入です。
市民マラソンを長く続けている人なら、8km走ること自体には大きな問題を感じないかもしれません。
ところがHYROXに出ると、
Sled Pullで止まる。
Farmers Carryで握力がなくなる。
Sandbag Lungesで脚が終わる。
Wall Ballsが続かない。
という問題が起きます。
そこで、
「自分には走力ではなくStrengthが足りない」
と気づきます。
すると、
↓
HYROX
↓
筋力不足を認識
↓
Strength Training
↓
Functional Fitness
という新しい導線ができます。
これはフィットネス事業者にとって非常に重要です。
既存の筋トレユーザーをHYROXジム同士で奪い合っているだけではありません。
HYROXによって、
これまで筋力トレーニングを本格的にしていなかったランナーまで、新しい顧客としてフィットネス市場へ入ってくる
可能性があるからです。
HYROX対応ジムが増えた次に、すぐ新しい問題が起きる

そして私、トロネコは、この次の変化がかなり早く来ると考えています。
現在は、
「HYROXに出てみたい」
というユーザーが増えている段階です。
最初の目標は完走かもしれません。
ところが一度大会に出ると、ユーザーの目的は変わります。
次はタイムを縮めたい。
1時間30分を切りたい。
年代別順位を上げたい。
OPENからPROへ行きたい。
もっと上位へ行きたい。
入賞したい。
競技を続けるほど、ユーザーの期待値は上がります。
一度上がった要求水準は、基本的には元に戻りません。
ここでジム経営者側に問題が起きます。
「HYROXができる」だけでは満足されなくなる
HYROXを始めたばかりなら、
SkiErgがある。
Sledがある。
Wall Ballができる。
HYROX形式のWorkoutをやっている。
それだけでも価値を感じてもらえるかもしれません。
しかしタイムを競い始めると話が変わります。
同じHYROX Workoutを繰り返すだけでは伸びなくなる。
そこで本質的な課題として、
Strength
が出てきます。
Sledを速く押したい。
重いSledでも脚を残したい。
Farmers Carryで余裕を持ちたい。
Lungesで失速したくない。
Wall Ballsを最後まで安定させたい。
そのためにはHYROX種目の練習だけでなく、身体能力そのものを上げる必要があります。
では、そのジムには、
必要な重量を扱える機材が揃っているのか。
バーベルやStrength Trainingを指導できるコーチがいるのか。
ランニング、Strength、Conditioningを組み合わせて長期的な成長を設計できるのか。
という問題になります。
ユーザーの期待値は上昇し続ける
ここはジム経営で非常に重要です。
初心者を集客することと、上達したユーザーを満足させ続けることは別です。
最初は、
「HYROXを体験できる」
だけで満足していた人が、
半年後には、
「ここに通って本当にタイムが縮むのか?」
を考えるようになります。
さらにレベルが上がれば、
「このコーチで自分はもっと強くなれるのか?」
「もっと重い重量を扱う必要があるのでは?」
「Strength専門のトレーニングも必要では?」
という要求に変わります。
そこでジムが対応できなければ、
CrossFitジムへ行く。
Strength & Conditioning施設へ行く。
パーソナルコーチを追加する。
という行動が起きます。
つまり、
HYROXユーザーが増えれば増えるほど、ジム側にも成長が要求される
ということです。
「HYROXクラスを作ったのに会員が残らない」が起きる
そして、これは数年後の話ではありません。
トロネコとしては、かなり短期的に発生する可能性があると考えています。
人が集まった。
大会にも出た。
ところが半年、一年経つと継続しない。
経営者は、

HYROXは人気なのに、なぜ会員が残らない?
と違和感を持ち始める。
その時になって、
プログラム
設備
コーチ能力
Strength Training
コミュニティ
大会後の継続目的
といった本質的な問題に気づく。
しかし、その時から準備を始めるのでは遅い可能性があります。
だから今から、
「HYROX対応できるか」ではなく、「HYROXユーザーの成長にどこまで対応できるか」
を見る必要があります。
競争軸は「HYROX対応」から「HYROXで強くなれるか」へ変わる
今後HYROXジムが増えれば、
「HYROXができる」
こと自体の希少性は下がります。
すると競争軸は次へ移ります。
HYROXを体験できるジム
から、
HYROXで本当に強くなれるジム
へ。
この変化はかなり重要です。
Sledを置いただけでは差別化できない。
HYROX Simulationを開催するだけでも差別化できない。
最終的には、
コーチ
Strength
Endurance
Recovery
競技理解
設備
そして長期的な選手育成
まで求められる可能性があります。
これが、現在HYROX市場へ参入するジムが次に直面する短期的な経営課題だと考えています。
海外ではFitness Racingそのものが拡大している

さらに重要なのが海外市場です。
海外ではHYROX以外にもFitness Racingが拡大しています。
DEKA
DEKAはSpartanが展開するFitness Racingです。
複数のFitness Zoneをタイム形式で競い、DEKA FIT、DEKA MILE、DEKA STRONGなど複数フォーマットがあります。
HYROXと同じ競技ではありませんが、Running、Strength、Functional Fitnessを組み合わせて競うという意味では近い市場にあります。
ATHX
ATHX(アスエックス)はStrength、Endurance、MetConを組み合わせたFitness Competitionです。
2023年頃までは英国中心の大会でしたが、現在は欧州、米国などへ開催地域を拡大。
2027年にはロンドン、パリ、ミラノ、ブリュッセル、ベルリン、アムステルダムなど多数の大会が予定されています。
HYROXよりStrengthやFunctional Fitness色の強い設計です。
Deadly Dozen
Deadly Dozenも、ランニングとFunctional Fitnessを組み合わせるFitness Raceです。
2026年には欧州市場で多数の大会が開催され、参加者を集めています。
そのほかにもTRYKA、GymRace、Hybrid Gamesなど、新しいFitness Raceが存在します。
2026年の欧州市場を見ると、HYROX以外でもDEKA、ATHX、Deadly Dozenなどにそれぞれ1万人規模の参加者が集まっています。
まだHYROXとの規模差は非常に大きいものの、
HYROXだけが偶然伸びている
とは言い切れない状況になっています。
Fitness Racingというカテゴリーそのものがブームになりつつある
つまり今後見るべきなのは、
HYROX対DEKA
というブランド競争だけではありません。
その上位概念である、
Fitness Racing市場
です。
HYROXが圧倒的トップブランドとして残る可能性もあります。
むしろ現状ではHYROXの先行者優位はかなり大きく、後発が同じルールで二番手になるのは簡単ではありません。
しかしFitness Racing全体が拡大すれば、
Strength寄り
Endurance寄り
初心者向け
短時間
重量系
チーム形式
屋外形式
など、異なる競技が共存する可能性があります。
ジム経営者からすれば、
どの大会ブランドが勝つかを当てる必要はありません。
どのFitness Raceが伸びてもユーザーを受け入れられる基盤を作ればいいからです。
一方でHYROXブームが一気に萎むリスクもある
現在のハイロックスの成長だけを見て、
HYROXはこれから10年、20年成長し続ける。
と考えるのは危険です。
歴史を振り返れば、急激に立ち上がった市場が急激に縮小した例はいくらでもあります。
タピオカ
たまごっち
ビックリマンシール
ムシキング
モバゲー
ジャンルは違っても構造は似ています。
ブームの最中は、
「この市場はずっと続く」
と思われます。
そして参入者が一気に増えます。
店舗が増える
イベントが増える
商品が増える
メディアが増える
広告費が増える
その結果、供給が需要を超えるラインがあります。
そこを越えると、一気に熱が冷めることがあります。
HYROXにもそのリスクはあります。
HYROX最大の競合はHYROX自身かもしれない

現在HYROXの強さを支えているものの一つが希少性です。
大会に出たい
でもチケットが取れない
友達が参加している
SNSで見る
次は自分も出たい
この状態がFOMOを生みます。
しかし需要に合わせて大会を増やし続けると、
開催都市が増える
開催日数が増える
大会数が増える
参加枠が増える
そしていつか、
「HYROXならいつでも出られる」
状態になる可能性があります。
すると、
今回出なくてもいい
来年でいい
珍しくない
SNSでも毎週見る
という状態になります。
現在需要を押し上げている希少性が、自らの供給増によって失われる可能性があります。
HYROXにとって最大の競合がDEKAやATHXではなく、
HYROX自身の過剰供給
になる可能性もあります。
市民マラソンとは歴史が違う
HYROXは市民マラソンと似た部分があります。
大会という目標がある
練習する
タイムを測る
また次の大会を目指す
しかし大きな違いがあります。
マラソンには長い歴史があります。
東京マラソンの人気が落ちても、
「走る」という行為はなくなりません。
世界中にマラソン大会があります。
ランナーという巨大市場も残ります。
一方HYROXは2017年に始まった新しい競技です。
HYROXというブランドとFitness Racingという市場が、ほぼ同時に成長しています。
そのため、
HYROX人気が落ちてもFitness Racing市場が必ず残る
という歴史的な裏付けはまだありません。
これは経営者が考えておくべきリスクです。
それでも「鍛える」という市場はなくならない
HYROXが10年後どうなっているかは分かりません。
DEKAがどうなるかも分かりません。
ATHXが日本へ来るかも分かりません。
しかし、
健康になりたい。
筋力をつけたい。
痩せたい。
体力を維持したい。
年齢を重ねても動ける身体でいたい
という需要は簡単にはなくなりません。
24時間ジム
低価格ジム
パーソナル
ピラティス
ランニング
CrossFit
人気の業態は変わります。
しかし、
人が健康のために身体を鍛える市場
そのものは残ります。
事業としてベットするなら、ここを基盤にするべきです。
タピオカが流行ったからタピオカだけに全投資するのは危険
タピオカが大流行した
だからタピオカだけを売る店を大量に作る
ブームの最中なら強い事業です。
しかしタピオカ人気が落ちたらどうするのか。
経営として重要なのは、
タピオカが売れなくなっても別の商品へ事業転換できる基盤を持っていること
です。
HYROXも同じです。
今はHYROXを最大限使えばいい。
むしろ、この市場の勢いを使わない理由はありません。
しかし、
HYROX人気がなくなったら何も残らないジム
を作る必要はありません。
そこでCrossFitジムを経営基盤として見る
この視点で見ると、CrossFitジムは面白いポジションにあります。
CrossFitは日本ではHYROXのような大衆的ブームになっていません。
しかしジム経営の基盤として見ると強みがあります。
CrossFitで使用する、
バーベル
ラック
ダンベル
ケトルベル
Sled
RowErg
SkiErg
Bike
Wall Ball
といった設備は、Fitness Racingのトレーニングにも転用できます。
そして、
Strength
Weightlifting
Conditioning
Gymnastics
Running
MetCon
など、身体能力を長期的に高めるトレーニングノウハウがあります。
DEKAが日本で伸びればDEKAを取り込む
ATHXが来ればATHXに対応する
その次のFitness Raceが登場すれば、また対応する
つまりCrossFitジムを、
CrossFitという一競技だけを行う場所ではなく、Fitness Racing市場を受け止められるトレーニング基盤
として考えることができます。
HYROXで集客しCrossFitでLTVを作る
経営モデルとして考えるなら、
HYROX=新規顧客獲得
CrossFit=継続・LTV
という組み合わせが考えられます。
HYROXには現在、非常に強い新規集客力があります。
友達と参加したい
タイムを測りたい
マラソンとは違うことをやりたい
SNSで見て興味を持った
こうした明確な参加動機があります。
一方CrossFitには、
Weightliftingを覚える
Pull-upをできるようにする
新しいMovementを習得する
Workoutの記録を伸ばす
仲間とトレーニングする
という、大会だけに依存しない継続理由があります。
HYROXでフィットネス市場へ入ってきた人を、
競技参加者から、運動を習慣化した長期会員へ変換する。
これができれば強い。
「HYROX専門ジム」ではなく変化できるジムを作る

だから私は、
HYROXが流行っているからHYROX専門ジムを作ればいい
とは考えていません。
もちろんHYROX専門ジムが成功するケースもあるでしょう。
しかし経営リスクを考えるなら、
CrossFit
Functional Fitness
Strength & Conditioning
HYROX
その他Fitness Racing
まで対応できる設計の方が変化に強い。
マーケティングではHYROXを強く訴求する。
現在需要があるのだから当然です。
しかし内部には、
普遍的な設備
コーチ能力
プログラム
コミュニティ
会員継続の仕組み
を残しておく。
表側は流行に合わせる。
事業基盤は流行に依存しない。
この考え方です。
来年のHYROX人気を見るだけでは遅い
2027年にHYROX市場がさらに拡大する可能性は高いと考えています。
しかし経営者が2027年になって、
「HYROXがさらに流行っているから何かやろう」
では遅い。
今見るべきなのは、そのさらに先です。
競技者が増えた後、何を求めるのか
大会後にどう会員を残すのか
タイムを縮めたい人へ何を提供するのか
Strengthを伸ばせるのか
それを教えられるコーチがいるのか
次のFitness Raceが来ても対応できるのか
こうしたところまで現在の段階で考えておく。
ブームそのものを追うのではなく、ブームの一歩先を読む。
これがマーケティング・事業判断では重要です。
見るべき数字も参加者数だけではない
HYROX市場を見るとき、大会参加人数は分かりやすい指標です。
しかしジム経営者なら、その数字だけを追っても意味がありません。
見るべきなのは、
体験者数
入会率
HYROX経由会員の継続率
30日継続
90日継続
大会終了後の退会率。
CrossFitへの移行率
平均来店頻度
LTV
そして、
ユーザーの目的が「参加」から「タイム向上」へ変わっているか。
です。
ここが変化し始めたら、次の市場がすでに動き始めています。
HYROXにベットするのではなくFitness Racingの拡大にベットしよう
現在の市場を見る限り、Fitness Racing領域へ投資する価値は十分あります。
HYROXは世界的に急拡大しています。
日本市場にも勢いがあります。
企業も参入しています。
海外では他のFitness Raceまで成長しています。
しかし、
HYROXという一つのブランドが永遠に成長することにベットする必要はありません。
ベットする対象は、
フィットネス需要
Strength
Functional Fitness
Fitness Racing
運動習慣
そしてコミュニティです
HYROXは、その市場へ大量のユーザーを連れてくる非常に強い入口として使えばいい。
流行を集客に使い、普遍需要をLTVに変える
トロネコならフィットネスジム経営をこう考えます。
ベースには、
健康
Strength
運動習慣
Functional Fitness
CrossFit
コミュニティ
を置く。
その上に、
HYROX
DEKA
ATHX
そして今後登場する新しいFitness Race
を載せます。
HYROXが伸びればHYROXで集客する
HYROXが落ちても既存会員を残す
DEKAが来ればDEKAを取り込む
ATHXが来ればATHXへ対応する
さらに新しい競技が出てくれば、それを取り込む
つまり、
流行している商品にベットするのではなく、流行を何度でも取り込める事業基盤にベットする。
これが中期的なフィットネスジム経営では重要だと考えています。
クロスフィット・HYROXジムの開業・経営支援|機材・コーチ研修・集客・会員継続まで

CrossFit、HYROX、Functional Fitness領域でジムを開業する場合、必要なのは機材を購入して店舗を作ることだけではありません。
どの市場を狙うのか
どのエリアで開業するのか
どんな機材構成にするのか
CrossFitとHYROXをどう組み合わせるのか
Strengthをどこまで提供するのか
コーチをどう育成するのか
公式サイト、SEO、SNS、YouTube、広告をどう設計するのか
体験者をどう入会へつなげるのか
大会後もどう継続してもらうのか
こうした設計を一つにつなげる必要があります。
トロネコでは、
ジムの事業設計
CrossFit・Functional Fitness向け機材導入
コーチ研修・育成
公式サイト・オウンドメディア設計
Google・SNS・YouTube・広告などの集客設計
体験から入会までの導線改善
会員継続・LTV改善
まで、ジム開業前から開業後の経営・マーケティングについて相談できます。
HYROXが流行っているからHYROXジムを作る。
ではなく、
HYROXブームを最大限活用しながら、その次のFitness Racingにも対応でき、ブームが変化しても会員が残るジムを作る。
目先のブームではなく、その一歩先まで見て事業を設計することが重要だと考えています。
興味がある方はお気軽にご相談ください。
【お問合せはこちら】
contact_us@gamemarketinglab.com



