【最新版】ゲーム事業のタスク管理に使えるマーケティング100リストV2.0(スマホゲームアプリ/家庭用ゲーム/ハイカジ/アプリ)

マーケティング
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【トロネコのマーケティング100リスト ver.2.0公開】ゲーム・アプリ事業の開発から配信までの全マーケティングタスク管理シート

こんにちは

トロネコです。

家庭用ゲーム、スマホゲームだけでなく、一般的な運用型アプリでも使える

マーケティング活動でやるべきタスクをリスト化した

「トロネコのマーケティング100リスト」最新版ver.2.0を公開しました。

※今回は最近話題の「ハイパーカジュアルゲーム」にも対応しています。

 

当メディアを読んで頂いている方なら、もう説明不要かもしれませんが

マーケティングの定義とは「モノが売れる仕組みつくり」であり

「モノが売れる仕組み」は

「3つのマーケティングプロセス」から構成されます。

運用型スマホゲームはこの「3つのマーケティングプロセス」が完全一致しますが、家庭用ゲームや基本的に運用をしないハイパーカジュアルゲーム、そしてゲームではない一般的なスマホアプリなどでも、3つのマーケティングプロセスのどこかは必ず辿ります。

 

ゲーム業界だけでなく、世の中は「マーケティング」と「宣伝プロモーション」を混同している状態

ゲーム業界に限らず、世の中のほとんどのケースで「マーケティング」とは

「3つのマーケティングプロセス」における

「②とどけるマーケティング(=プロモーション)」

と混同されているケースが多いのです。

マーケティングとはプロモーションである

と信じ切っている人も非常に多いです。

 

しかし、

「プロモーションはマーケティングではありません」

「プロモーションはマーケティングの一部に過ぎないのです」

 

マーケティング=プロモーション

という認識に染まってしまうと

こちらの表にある「①つくるマーケティング」はマーケティングではないので

「マーケティング部門や担当者がやるべきことではない」という認識になってしまいます。

 

しかし、「3つのマーケティングプロセス」で重要なのは

「①つくるマーケティング」が実現した後

「②とどけるマーケティング」が実行でき

「③とどけつづけるマーケティング」が実行できる

という点です

 

 

つまり、「①つくるマーケティング」が実現できなければ、その先に進めないのです。

仮に、「①つくるマーケティング」が全くできていない状態で「②とどけるマーケティング」を実行しても、穴の空いたバケツに水を入れ続けているようなものですから、事業が成功する確率は低くなります。

「①つくるマーケティング」が全くできていない状態で「②とどけるマーケティング」という「宣伝プロモーション」を実行するのは

まるで

「穴の空いたバケツに水(=ユーザー)を入れ続けているようなもの」

なのです。

 

ならば、何をすればいいのか?

実はマーケティング業務で何をするべきなのか?

トロネコもゲーム業界で20年以上、マーケティングをやってきましたが、誰も整理してきませんでした。仮にリストが作らたとしても、それは

「②とどけるマーケティング」という「宣伝プロモーション」のごく一部にだったりするので非常に不完全でした。

だからマーケティング部門に加入してきた新人メンバーに

マーケティングって何なのですか?

どんな業務があるんですか?

と言われても、完全な形で答えられませんでした。

 

これって、すごくよくないし

そもそも、質問された側もマーケティングのタスクについて何があるのか理解していない状況だったりするので

どこかで、この状況を止めなければならないとトロネコは思いました。

 

そこで、私、トロネコが20年以上、家庭用ゲーム、スマホゲームでマーケティングをやってきた経験と知識を簡単にまとめた

「トロネコのマーケティング100リスト」を全部公開しています。

 

マーケティングは常に変化していきますので、今後も随時アップデートしていきますが

現時点で書いてある事はすべてマーケターが最低限、考え、判断をして、熟考しなければならないタスクです。

実際に書かれている項目を全部やらなければならない

というわけではなくて、やらなくてもいいんです。

ただし、検討した結果、「やらないという判断」を下す必要はあります

100リストに記載されている項目を「検討せずにプロジェクトを進めてしまった」

ということは避けてください。

逆に検討しておけば、致命的な事故を防げますし、マーケティングによる成功確率を上げることができます。

重要なのはリストに書かれていることは、ちゃんと考える

もう、考えるべき、やるべきことは可視化されているので、未来を先回りしてやっておく

ということです。

そうすれば、その場凌ぎの単体の施策をやり切るだけの仕事から卒業できます。

 

 

ゲーム業界だけでなく、スマホアプリのマーケティングをやられている方でも、使える内容になっていますので、ぜひ活用してください。

トロネコのゲーム・アプリマーケティング100リスト ver.2.0(update 2021/10/18)

「トロネコ100リスト」の特徴について解説しましょう。

・このリストはすべてマーケターがやるべき最低限のリストです。

「①つくるマーケティング」のフェーズからやるべきことが満載ですね

・スマホアプリゲームの運用タイトルを中心に必要なタスクをリスト化し、家庭用ゲームや、一般的なアプリ、最近話題のハイパーカジュアルゲームに該当する項目にもチェックを入れています

インディーズのクリエイターさんや、これからゲーム事業を始めよう、またはマーケティングの仕事に就いたばかりの人にも役立つリストになります。

タイトルの内容、規模感によってここまでの項目が不要な場合もあると思いますが、運用型タイトルの場合は、不要、不採用と思われる項目も、最初から切り捨てず「議論をした上で不要」という判断をしましょう。

このリストに書かれている項目を議論して判断することが重要です。

・チェック項目の欄も設けましたので、「あれ?この項目やっていないよー」という抜け漏れシートとしても活用できます。

 

マーケティングでやることは膨大にあります。しかも各項目はかなり細かいので、このシートで表現しきれないこともたくさんあります。(各項目のさらに細かいタスクが知りたい!など)

それらについてはトロネコにお仕事のご依頼を頂いた時に随時お答えしております。また各項目についてゲーム会社様の状態に合わせた提案もしています。

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「トロネコのマーケティング100リスト」をご覧いただくと、マーケティングってゲーム配信段階だけでなく、ゲーム企画段階からやるべきことがたくさんあることに気づくと思います。

ゲーム開発段階からやることが盛りだくさんなのですが

ほとんどのゲーム会社やゲーム会社だけでなく、アプリ運営会社はここに踏み込めていません。

だからこそ、ここに踏み込める会社と踏み込めない会社では、大きな差がついてしまいます。

ゲーム開発に踏み込んでいくことはマーケターの仕事ではない

むしろ、踏み込んじゃいけないし

そこは開発にお任せするべきです

みたいな話を何度も耳にしてきましたが、100リストをご覧頂ければ分かると思いますが

「マーケターがゲーム開発をする」のではなく

「マーケターがゲーム開発の価値をあげる手伝いをする」

というのが「100リスト」の目的なのです。

実はここに入っていけるかが、「ゲーム事業」としての成功確度に影響します。

なぜなら踏み込めることで、ゲームクリエイターや開発チームが持っている能力を最大化できるからです。

 

でも、理想と現実は違います。

トロネコは20年以上に渡ってゲーム業界でマーケティングの仕事をやってきましたが、実際の現場はこんな感じなのです。

 

ゲーム完成したよ、あとはマーケティングで売ってきてね

みたいなことが多いのです。

例えばゲーム会社においては

「マーケティング部門はゲームを売ること、インストールを獲得することが仕事である」

みたいな考えに染まっているゲーム会社はまだまだ多いです。

 

このような状態が起こる理由は次のようなことがあります。

・マーケティング部門とゲーム開発部門のパワーバランス問題

・パワーバランスが生まれる原因は両者の信頼関係やコミュニケーション不足にあり

・マーケティング部門は常に人員不足であり、ゲームクリエイターやプロデューサーから常に「ゲーム企画段階からマーケターをアサインしてよー」というお願いをされながら、マーケティング部門がそれに応えられない

といった感じです。

これらはトロネコが20年以上に渡ってゲーム業界で体験したことそのものです。

ここでのポイントは「マーケティング部門」と「ゲーム開発部門」の両方に問題があるということです。

むしろ、最近のゲームクリエイターは早期からマーケターのJoinを希望するように変わってきました。しかし、そこにマーケターの認識と理解が追いついていないというケースも多いのです。

その結果、我々は

「作られたものを売ってくることをマーケティングである」

と認識するようになり

「マーケティング」=「宣伝プロモーション」=「②とどけるマーケティング」

という認識が広まってしまったわけです。

 

マーケテイングとはデジタル広告の運用やTVCM、リアルイベント、Twitter運用だよね

 

といった認識が「マーケティング部門」と「ゲーム開発部門」の両方に刷り込まれているケースもあるのです。

 

ただし、ここを解決しなければ

家庭用ゲームはもちろん、特にゲーム配信日以降が本番といえる「運用型ゲーム」のスマホゲームアプリ、PCオンラインゲームを成功させるのは難しくなります。

 

かつてのスマホゲーム業界でも、今回のような「100リスト」なんてなくても戦える時代もありましたが、

現在は「100リスト」に書かれている項目を考慮していないと、戦えない時代になりつつあります。

 

もちろん「トロネコ100リスト」をただチェックしていくだけではゲーム事業はうまくいきません。

これらのリストを元に

「検討し」「何をやるべきか」「何をやらない判断をするか」

「もし、やるなら高いレベルで実行する」

というアクションがなければ、「100リスト」はただのチェックシートに過ぎません。

 

とはいえ、実際のところ「100リスト」を元に「戦略」と「施策」に落とし込んでいく必要がありますが、ここはマーケターとしての経験とスキルが求められる部分です。

つまり「100リスト」をもとに、現場で運用していく必要があります

 

 

しかし、現場で運用して、実行していくことも結構大変なんですよね。

そこで、リストをもとに運用できるお手伝いをトロネコはしております。

 

現状に課題やお悩みをお持ちでしたら、ぜひトロネコまでご連絡ください。皆様の状態にあったサポートをご提供します。

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