こんにちは
マーケティングスペシャリストのトロネコです。
2020年3月も終わりましたので、振り返りコラムを書きたいと思います。
「振り返り」といっても今回のテーマはトロネコが当サイトを作って運営している理由についてお話します。
トロネコが当サイトを立ち上げ・運営している5つの理由
なぜ当サイトを運営するのか?その理由についても自分の中で改めて整理してみました。
⒈ゲームマーケティングが言語化されておらず、教えられる人がいない
20年に渡ってゲーム業界でマーケターをやってきましたが、上流から下流まで語れて、かつ教えられる人は極めて少ないと感じています。
特定分野におけるテクニックや手法についてはスペシャリストは存在しますし、それをマーケティングと言う人もいますが、長い間マーケターをやってきた結果、それはマーケティングではない事に気づいたわけです。(マーケティングの一部だけど、全部ではないという意味です)
実際のところ、私はマーケティングについて、ちゃんとした形で誰かに教えてもらった経験がありません。膨大な失敗と成功体験による学びの中で、ようやく自分の中で「ゲームマーケティングの形」を見いだせたというわけです。
ゆえに、いま思い返せば20代は、「マーケティングではないマーケティングごっこ」をして、貴重な時間を無駄にしていました。
これからマーケティングを学ぼうとしている人に「独学を強いる」のは、私の20年間の繰り返しであり、彼らにとっては非効率、かつ時間の無駄であり、とても悲しいことです。そこでトロネコが言語化することで、無駄をなくそう!と思った事も当サイトを立ち上げるきっかけになりました。
⒉フワっとしたものではなく本質に踏み込んた情報が検索しても出てこない
ネットを検索するとマーケティングに関する様々な情報を見つけることができます。ただしその多くが
・概念的であり具体性に欠けるアカデミックなものであったり
・特定分野における知識やテクニックだけだったり
でも、当サイトでも繰り返しお伝えしている通りマーケティングとは「モノが売れる仕組み作り」ですから「具体性に欠ける概念」「特定分野におけるテクニック」はマーケティングの本質からは遠いのです。
そこで、ゲーム・エンタメというジャンルをきっかけに、「上流から下流まで、具体性があるマーケティング」について深く掘り下げ、マーケティングの本質に踏み込むことで、みんなが興味を持ちながら成長できることを目指したサイトを自分でつくりたい、と思ったわけです。
⒊マーケティングからゲームを変えたいという想いに共感できる人を増やしたい
トロネコは「マーケティングからゲームは変えられる!」と思っていますし、実際のところ20年間のゲームマーケターのキャリアを通して、変えてきました。
でも、ひとりでは変えることはできません。
これは「一緒に仕事をする仲間と増したい!」という意味ではなく、このサイトをきっかけに「マーケティングのチカラ」に共感し、トロネコが知らない場所でもゲームを変えてくれる人が増えていく可能性に期待したいのです。
なぜなら、それがゲーム業界の発展に繋がり、結果的には「面白いゲームが生まれ、ゲームがもっと楽しくなる」からです。
⒋ゲームマーケティングは他業種と比べて遅れている
異業種に比べるとゲームやエンタメ業界はマーケティング的に遅れているという評価を受けていると感じています。
そんなことはないよ
という意見もあるかもしれませんが、事実、ゲーム会社がマーケティングの責任者を登用するにあたって、マーケティングができると思われている異業種(コンサルや消費財メーカー)からの採用も多いからです。
実際のところ、ゲーム業界のマーケティングは異業種と比較して遅れているかは不明です。その逆もしかりで、異業種の方がゲーム業界よりも優秀なマーケターが多い、というのも不明です。
ただし、現実は異業種に比べるとゲームやエンタメ業界はマーケティング的に遅れているという評価を受けていると感じるシーンが多いのは事実で、それってゲーム業界に人生をかけてマーケターをやっているトロネコとしては悔しくて仕方ありません。
でも当サイトを読んで頂ければ、「ゲームマーケティング」の奥深さに気づくと思います。よってゲームマーケティングの素晴らしさをもっと多くの皆さんにも知って欲しい、という想いも当サイトを立ち上げた理由のひとつです。
⒌ゲームマーケターとしての経験や知識を残したい
知識や経験、想いはコトバにして初めて伝えることができます。
そして、コトバにすれば未来に残すことができます。
20年間に渡るゲームマーケターとしての経験や知識を言語化して、後世に残すことが、ゲーム業かで長年マーケターをやってきたトロネコの人生における役割であり、責任だと思っています。
最後に
ところで当サイトのアクセス数も3月で大きく増加しました!
またサイトの滞在時間も長く、トロネコのモチベーションに繋がっています。
今後もマーケターにとって価値ある情報を発信してけるよう続けていきますので応援よろしくお願いします。
というわけで今日はここまで!