不安との戦いに勝利すれば人生は楽しくなる
こんにちはトロネコです。
今回はゲーム業界で20年以上に渡って生きてきたトロネコが
その人生の経験から学んだ
「不安との戦いに勝利する方法」
についてお話します。
最初に結論をお伝えするならば
ゲーム業界で働いていると多くの「不安」に遭遇します。
・担当ゲームタイトルがうまくいかない
・担当ゲームタイトルが大ヒットしたら、さらに上を目指さなければならない
・ゲーム業界そのものが安定志向ではない(流行り廃りがある)
といった仕事に関する不安や
・ゲーム業界におけるキャリアプラン
・リストラ、配置転換
など人生における不安などが挙げられます。
しかし、このような「不安に打ち勝つことが不安に対する攻略方法」だとトロネコは断言します。
そい断言できるまでに
何度も悩み、壁にぶつかり、もがいてきましたが、メンタルは疲弊しますし、時間も無駄にしてきました。
そこで、このような「無駄」を少しでも軽減し、いま不安に駆られている皆さんのお役に立てるように
ゲーム業界20年以上の経験から学んだ
「人生における不安の正体と不安を解消する方法」
をお話します。
「不安とは何者なのか?」
「どうすれば不安を解消できるのか?」
これからお話することは全てトロネコの実体験に基づいていますので、あまり参考にならないと感じる人もいるかもしれません。
とはいえ、ひとつでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
人生における不安の正体(8つの不安)
人生における不安とは何か?
今回、8つに分類した「不安」の実態についてお話していきましょう。
①お金の不安
「お金がなければ生きていけない」
そう考えると不安になりますよね。
実際のところお金がなくても現在の日本では生きていく方法はあります。
しかし、理屈ではわかっていても、お金がないという事実は人間を不安にさせます。
②未来に対する不安
「いま」がうまくいかなければ「未来」も不安になります。
しかし
「いま」がうまくいっていても「未来」に対して不安になることがあります。
・コロナ禍でこれからどうなるのか?
・年金はもらえるのか?
・ずっと働くことができるのか?
いまは問題ない人でも、現代において未来に対する不安は絶えません。
③仕事やキャリアにおける不安
「仕事がうまくいかない」「仕事で結果がでない」
「成長実感がない」「毎日同じことの繰り返し」
「昇進できない」「給料があがらない」
このように仕事やキャリアにおける不安も存在します
④他人との比較による不安(≒劣等感)
「同期の仲間が自分より先に昇進した」
「周囲と比べて自分は劣っている」「負けているような気がする」
他人との比較も不安の原因になります。
⑤人間関係による不安(≒ストレス)
「上司や同僚とうまくいかない」
「人付き合いが苦手」「周囲に相談できる人がいない」
人間関係も不安の原因になります。
⑥やりたいことができない不安(≒不満)
「やりたいことがあるのに、その仕事ができない(任せてもらえない)」
「やりたいことができるようになるまで時間がかかる」
自分はもっとできる、いますぐ貢献できるけど会社組織がそれを許さないケースや、時間がかかるケースも不安につながります。
限られた人生という時間の中で、このままでいいのか?という不安にかられます。
⑦未知なるものに対する不安
「いままでやったことがない未知なる世界へ踏み出すこと」
これも不安の原因になります。
例えば
・初めての転職で、新しいチャレンジをするとき
・初めての海外旅行にひとりで行くとき
そんな未知の世界に踏み出す一歩も不安を感じるでしょう。
⑧漠然とした不安
「漠然とした不安」も不安になりがちです。
何が不安か自分自身もわかっていないけど
心の中を漂う、明確に言語化できない不安を持っている人もいます。
人生において不安はつきもの、不安と同居し続けるのは美徳ではない
8つの不安についてピックアップしてみましたが、皆さんはどれが該当しましたか?
わたくし、トロネコは長い人生の中で今回あげた8つすべての不安の経験があります。
ただし、面白いのは
「年齢を重ねることで、不安の内容が変化する」
「かつての不安は、現在における不安ではなくなっている」
という点です。
不安は年齢を重ね、経験を重ねることで打ち勝つことができるということを知りました。
この打ち勝つ方法を、事前に誰かから教えて貰っていれば
人生において深く悩んだり、不安になったりする必要はなかったかもしれませんし、不安も軽減できたかもしれません。
これら不安の解消方法について
実際にトロネコが実行してきた方法をのちほどご紹介します。
いま、トロネコが不安に感じていること
「年齢を重ねることで、不安の内容が変化する」
「かつての不安は、現在における不安ではなくなっている」
という話をしましたが、
現在のわたくし、トロネコは冒頭であげた8つの不安については、ほとんど感じなくなりました。その原因は
年齢を重ねて、経験を積んだことで不安に対する経験値が上がったから・・・
だと自己認識しています。
その一方で、年齢を重ねたことで冒頭の8つにはなかった新たな不安が顔を見せてきました。
その不安とは
・いま、やらないと人生最後の日にきっと後悔する
・後悔している自分を想像できてしまう
といったことから生まれる新たな不安です。
年齢を重ねることで、人生は有限であり残り少ないことを自己認識するようになります。
そして、我々は日々、死に向かって生きているという事実に気づきます。
「一度きりの人生において、やるべきことをやらずに現状に甘んじている状態」
これこそが現在のトロネコの主な不安になりました。
この不安を解消するために、日々、努力しています。
人生の不安を解決する10個の方法
ここからは、いま不安に感じている方に向けて
実際にトロネコが人生で試してきた「不安を解決する方法」をご紹介します。
これからお話することは全てトロネコの実体験に基づいていますので、あまり参考にならないと感じる人もいるかもしれません。
とはいえ、ひとつでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
①寝る
定番の解決方法ですが、不安に感じたらすぐに寝る
というのは有効です。
「ちょっと不安になって、心が乱れているかも!?」
と感じたらすぐに寝ましょう。ぐっすり寝て、朝になれば、昨日まで不安に感じていたことは大したことではなかった・・・ということもあるからです。
とはいえ、本当に不安に駆られているとなかなか寝付けないものです。
不安でいっぱいになり朝まで寝られなかったという経験もあります。
そこでおすすめなのは後ほど出てきますが
体を動かして運動した後に寝ることです。
運動といっても軽度なものではなく、結構ハードな運動をしてヘトヘトになった状態で寝るのがおすすめです。
②話す
「不安に感じたら、誰かと話しをする」
これも非常に有効な方法です。
飲みに行って話をしてもいいのですが、昨今のコロナ禍の問題もありますので頻繁に飲みにいけなくなりましたのでZOOM飲みなどで、誰かと話をするのがおすすめです。
家族がいる人なら家族でも構いません。
もし、話す相手がいないなら、話す相手を探すことが不安解決の近道というわけです。話し相手が見つかれば、いつでも不安を解決できる環境を手に入れたようなものです。
③遊ぶ、楽しむ(≒何かに夢中になる)
なんでも構わないのですが、何かに夢中になれる状況を作り出すと、不安を忘れることができるのでおすすめです。
もし、仕事に夢中になれるなら、これほど好都合な不安解消方法はありませんが、なんでも構わないのです。
ちなみにトロネコは、最近、ソロキャンプに夢中になっています。
④環境を変える
不安の原因は特定の環境に依存しているケースが多いかも!?
長い人生の中でトロネコはそう感じています。
・自宅の環境
・仕事の環境
・友人関係による環境
など環境要因は様々ですが、これら環境を意識して変えてみると、それまで不安と感じていたことが一瞬で解消されたという体験もありました。
薄暗い部屋から新築の部屋に引っ越しをしたら気分がスッキリしたとか
転職したら仕事も評価されるようになり不安が解消したとか
環境に依存した不安は結構多いのです。
【おすすめ記事】ゲーム業界の転職におすすめの転職サービス・転職エージェント5選|ゲームクリエイター・マーケティングの求人
⑤情報を発信する(≒承認欲求の充足)
承認欲求、自己顕示欲の充足によって不安が軽減される場合もあります。
「ひとりぼっちじゃない、世界で誰かと繋がっている感」
を感じると孤独さを解消できて不安が軽減できます。
Twitter、Facebookで繋がってもいいのですが
個人的にはブログで記事投稿したり、youtubeで動画投稿をすることは結構おすすめです。
自分の記事や動画作品を誰かが見てくれて評価してくれることで
自分の存在価値を見出すことができるように感じるからです。
実際のところトロネコも、当サイトを通して多くの方との出会いがありますし、トロネコ名義ではなく、個人でyoutubeチャンネルもやっています。
⑥体を動かす(≒ジムでトレーニングをする)
不安に感じたら、とにかく寝る!
という話を冒頭でしましたが、それとセットでおすすめなのが「体を動かす」ことです。軽度な運動ではなく、負荷の高いトレーニングがおすすめです。
特におすすめの方法は「クロスフィット」というトレーニング方法です。
クロスフィットとは誰かといっしょに、コミュニティを構築しながら負荷の高いトレーニングをします。
ひとりでスポーツジムで黙々とトレーニングをするより、誰かといっしょにトレーニングをする「クロスフィット」は、一体感があり不安を解消できます。
実際にトロネコも「クロスフィット」をやっていますが
体も動かせるし、参加している人とのコミュニケーションもとれるので、
「⑥体を動かす」→「②話す」→「①寝る」
といったサイクルがうまくまわっています。
⑦スケジュール表を埋める(≒仕事や作業を詰め込む)
「不安を感じさせないように、忙しくスケジュールを何かしら埋める」
という方法も不安対策には有効です。
忙しいと不安を感じている暇もないというわけです。
⑧不安の原因をすべて排除する
不安の原因になっているものをリストアップして
ひとつひとつ排除していくという方法も有効です。
不安を解決するというよりは、不安になる要素から逃げるというイメージになります。
「逃げるのは恥」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
「逃げてはいけないことから逃げる」のは自分の中で許せないのは別として、「逃げてもいいことに、惰性で付き合わされている状態」が存在するなら、それは逃げてもいい、と思うのです。
⑨自分に向き合う(≒正直になる)
「自分に対して正直に向き合い、自分自身を理解する」
といった方法も不安を解消する方法として有効です。
慣れないと辛い作業になってしまうかもしれませんが、自分に向き合うことができると、不安は一挙に解決できる可能性があります。
トロネコは最近、ソロキャンプに夢中なのですが、ソロキャンプは自分に向き合う手段として非常に使えると思います。
⑩不安に立ち向かう(≒不安になることをあえてする)
「不安なことをあえてやってみる」
というのも不安の解決方法には有効です。
逃げずに立ち向かってみると、意外となんともなく乗り越えられたという経験はありませんか?
ひとり海外旅行に対して、あれほど不安に感じていたのに、実際にひとりで海外旅行に行ってみたら、なんとも感じなくなった
というのは、まさに不安に立ち向かった結果です。
大規模リアルイベントの責任者になって不安ばかりで寝られなかったのに、実際にイベントをやりきったら、次回以降はまったく不安を感じなくなった
というのも同じようなものです。
不安は年齢と共に変化していく
様々な不安と、その不安に対する解決方法についてお話をしましたが、ヒントになりそうなものはありましたでしょう?
実際のところ、人生経験を重ねることでわかったことは
「20代のときの不安と、30代、40代の不安は同じではない」
ということです。
昔の不安は、いまの不安と同一ではないのです。
つまり不安は年齢と共に変化していくのです。
ここに気づけると、先回りして不安を解決することができるようになります。
あなたが感じている不安は、他人にとっては不安であない
不安に感じることは個人によってバラバラです。
つまり、あなたが感じている不安は他人にとっては、それほど不安なことではない(=大したことではない)というケースも多いのです。
ちょっと、わかりやすい事例を挙げてみましょう。
体重が増えて悲しい、これ以上増えたら不安になる
体重が増えて嬉しい、筋肉がついた、もっと筋肉をつけよう
体重が増えたという事実は変わらないのですが
その人の視点によって見える世界が全く違ってきます。
体重の例はあくまでも「わかりやすい事例」ですが、あまり深く考えすぎず、冷静になって視点を変えながら世界を見つめてみるのも不安を軽減できる方法として有効です。
不安を乗り越えると人間としての「耐性」があがって成長できる
最後に
「不安なんて無いにこしたことはない」
そう考える人が大多数かもしれません。
でも、トロネコが人生を通してわかったことは
不安を乗り越えると人間としての「耐性」は明らかにアップして、人間として成長できる
ということでした。
不安はむしろ、成長するためのハードルだと考えられると、不安との付き合い方が変わってくると思います。
というわけで今回はここまでになります!
今回の内容が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。